Top > セキュリティリスクアセスメント

セキュリティリスクアセスメント

情報セキュリティリスクは、システム開発・運用管理から個人情報・機密情報の取扱いまで、企業活動のあらゆる局面で発生します。サイバー攻撃の巧妙化、リモートワークの普及、クラウド利用の拡大により、セキュリティリスクはますます複雑化・多様化しています。

しかし、多くの企業で実施されているリスクアセスメントが形骸化し、実際の脅威に対する有効な対策につながっていないのが現状です。当社では、貴社の事業特性とシステム環境に最適化されたセキュリティリスクアセスメントを通じて、真に効果的なセキュリティ対策の実現を支援いたします。

ACHIEVEMENT セキュリティリスクアセスメント実績

多様な業種・規模での豊富なアセスメント実績/ 技術・運用両面からの総合評価/ 実践的改善提案

当社は、金融機関、製造業、小売業、SaaS事業者、官公庁など幅広い業種において、数百件を超えるセキュリティリスクアセスメントを実施してまいりました。

単なるチェックリスト診断にとどまらず、ネットワーク・Webアプリケーション・クラウド環境の技術的脆弱性診断から、運用プロセス・人的要因・組織体制の評価まで、多角的かつ実践的なアセスメントにより、企業の真のセキュリティレベル向上に貢献しています。

SERVICE セキュリティリスクアセスメントサービス概要

実質的に有効なセキュリティ対策を実現するカスタムアセスメント

貴社が展開するサービス・管理するシステムにおいて、システム上およびオペレーション上の課題を包括的に洗い出し、セキュリティリスクの実効的な低減を支援いたします。

画一的な規格・認証要件にとらわれることなく、貴社の事業特性・システム環境・運用体制に応じてカスタマイズされた評価基準により横断的な評価を実施することで、認証維持のためだけの形式的対応とは一線を画す、実質的に有効なセキュリティ強化策を立案・実行できます。


セキュリティリスクアセスメント

SOLUTION 企業が直面するセキュリティ課題と解決策

現代企業が直面する具体的なセキュリティ課題と、当社の解決アプローチをご紹介します。

形骸化したリスクアセスメントの再活性化

課題

既存のリスクアセスメントが形骸化している

情報セキュリティ対策としてリスクアセスメントを定期実施しているが、同じ項目の繰り返しチェックとなり、実際のリスク軽減につながらない形骸化した活動になっている。現場からも「意味がない」という声が上がっている。

解決

実態に即したアセスメント手法の再構築

既存手法が貴社に適していない原因(評価基準の不適合、現場との温度差、理解不足等)を分析し、各業務・システムの実態に合ったリスクアセスメントを再設計します。PDCAサイクルを機能させ、継続的なセキュリティリスク改善を実現いたします。

ECサイト・Webサービスの包括的セキュリティ評価

課題

ECサイト・Webサービスのセキュリティ対策が十分か判断できない

ECサイトやWebサービスで基本的なセキュリティ対策は実施してきたが、最新の脅威に対する対策として十分であるか、第三者による客観的な評価が必要。また、どこから手を付ければ効果的かがわからない。

解決

多層防御の観点による全方位セキュリティ評価

Webアプリケーションの脆弱性診断、インフラ・ネットワークセキュリティ、決済システムの安全性評価に加え、運用担当者・コールセンター・データアナリスト等の人的セキュリティまで、あらゆる局面でのリスクを体系的に評価し、優先度に基づく対策ロードマップを策定します。

複数サービス・システムのセキュリティレベル統一

課題

複数サービスのセキュリティ対策状況が一律でない

複数のカスタマー向けサービスを展開しているが、サービスごとに担当者・開発時期・技術スタックが異なり、セキュリティ対策状況もバラバラ。全体のセキュリティレベルを把握し、効率的に底上げを図りたい。

解決

統一基準による横断的評価とレベル平準化

統一的な評価基準を策定し各サービスを横並びで評価することで、セキュリティレベルの可視化と課題の明確化を実現します。最も脆弱な箇所から優先的に対策を実施し、攻撃者に狙われやすい弱点を効率的に解消するアプローチで、全体的なセキュリティレベル向上を支援します。

クラウド・リモートワーク環境のセキュリティリスク評価

課題

クラウド移行・リモートワーク導入に伴う新たなリスクが不明

DXの推進によりクラウドサービス利用が拡大し、働き方改革でリモートワークも定着したが、従来のオンプレミス・オフィス中心のセキュリティ対策では対応しきれない新たなリスクが発生している可能性がある。

解決

クラウド・ハイブリッド環境に特化したリスク評価

AWS・Azure・GCP等のクラウド設定不備、不適切な権限管理、VPN・ゼロトラスト環境のセキュリティ評価、在宅勤務時のエンドポイントセキュリティ等、現代的なIT環境に特化した包括的なリスクアセスメントを実施し、新時代に対応したセキュリティ体制を構築します。

FEATURE セキュリティリスクアセスメントの特徴

カスタムメイドの評価基準と実践的アクションプラン

当社のセキュリティリスクアセスメントの最大の特徴は、画一的なテンプレートに頼らない、貴社専用のカスタマイズされた評価アプローチです。

評価基準は当社の豊富な実績に基づくテンプレートをベースとしながらも、評価対象の業務特性・システム構成・技術スタック・運用体制等の状況に合わせて綿密な協議のもとでカスタマイズいたします。

  • 技術的評価:ネットワーク診断、Webアプリケーション脆弱性診断、クラウド設定監査
  • 運用・プロセス評価:インシデント対応体制、変更管理、アクセス権管理、ログ監視
  • 人的・組織評価:セキュリティ教育、内部不正対策、委託先管理、物理セキュリティ
  • コンプライアンス評価:各種法規制・業界基準への準拠状況、監査対応
  • 事業継続性評価:災害対策、バックアップ・復旧、サプライチェーンリスク

このような多角的な評価により、表面的なチェックでは見過ごされがちな潜在的リスクを発見し、貴社にとって真に意味のある、実行可能なアクションプランを立案することができます。

FLOW セキュリティリスクアセスメントの流れ

1 事前ヒアリング・評価方針の策定

対象範囲・システム環境の把握

評価対象となる業務・システム・ネットワーク環境について詳細なヒアリングを実施し、技術構成、データフロー、運用体制、既存のセキュリティ対策状況を把握します。

評価目的・優先事項の明確化

リスクアセスメントの実施目的(法令対応、内部監査対応、セキュリティ強化等)と重点評価領域を明確化し、最も効果的な評価アプローチを設計します。

カスタム評価基準の策定

業種特性、システム特性、規制要件等を考慮した貴社専用の評価基準を策定し、評価の観点・手法・スケジュールについて合意形成を図ります。

2 多角的セキュリティ評価の実施

技術的脆弱性診断

ネットワークスキャン、Webアプリケーション診断、データベースセキュリティ、クラウド設定監査など、システム・インフラレベルでの技術的脆弱性を専門ツールと手動確認により詳細に評価します。

運用・プロセス評価

セキュリティポリシー、アクセス権管理、変更管理、インシデント対応、ログ監視等の運用プロセスについて、文書レビュー・インタビュー・実地確認により評価を実施します。

人的・組織セキュリティ評価

従業員のセキュリティ意識、教育訓練状況、内部不正対策、物理セキュリティ、委託先管理等について、組織の成熟度と実効性を評価します。

3 リスク分析・優先度付け

リスクの定量・定性分析

発見された脆弱性・課題について、発生可能性と影響度の観点から定量・定性分析を実施し、リスクレベルを算定します。

ビジネスインパクト評価

各リスクが顕在化した場合の事業への影響(金銭的損失、信頼失墜、法的責任等)を評価し、経営層の判断に資する情報を整理します。

対策優先順位の決定

リスクレベル、対策コスト、実装容易性、法的要求等を総合的に勘案し、対策実施の優先順位を決定します。

4 アクションプラン策定・実行支援

具体的対策案の立案

特定されたリスクに対する技術的対策、運用改善策、組織・制度面での対応策を具体的に立案し、実装方法とコスト試算を提示します。

実行スケジュールの策定

各担当者・部門と連携し、対策実施の具体的スケジュール(マイルストーン設定、責任者アサイン、進捗管理方法)を策定します。

継続的改善体制の構築

一回限りの対策実施にとどまらず、定期的なリスクモニタリング、見直し・更新の仕組みを構築し、継続的なセキュリティレベル向上を実現します。

FAQ セキュリティリスクアセスメントに関するよくある質問

セキュリティリスクアセスメントとは何ですか?

セキュリティリスクアセスメントは、組織の情報資産に対する脅威を特定し、脆弱性を評価し、リスクの大きさを定量的・定性的に分析する活動です。システム・オペレーション・人的要因の全方位からセキュリティリスクを評価します。

既存のリスクアセスメントが形骸化している場合はどうすればよいですか?

形骸化の原因を分析し、貴社の業務実態に即した評価基準とプロセスを再構築します。現場と事務局の温度差解消、実践的な評価項目設定、PDCAサイクルの活性化により、意味のあるリスクアセスメントに改善いたします。

ECサイトのセキュリティ対策は十分でしょうか?

ECサイトは多層的なセキュリティ対策が必要です。Webアプリケーションの脆弱性、決済システムのセキュリティ、個人情報の取扱い、運用体制など全方位から評価し、包括的なセキュリティ強化策をご提案いたします。

複数サービスのセキュリティレベルを統一したいのですが?

統一的な評価基準を策定し、各サービスを横並びで評価することで、セキュリティレベルの可視化と底上げを実現します。最も脆弱な部分から優先的に対策を実施する効率的なアプローチをご提案いたします。

リスクアセスメントの期間はどの程度かかりますか?

評価対象の規模により異なりますが、中規模システムで2〜4週間、大規模・複数システムで1〜3ヶ月程度が目安です。緊急性に応じて短期集中での実施も可能です。

技術的な脆弱性診断も含まれますか?

はい、ネットワークスキャン、Webアプリケーション診断、設定不備のチェックなど、技術的な脆弱性診断も実施いたします。システム面とオペレーション面の両方から包括的に評価します。

クラウドサービス利用時のリスク評価は可能ですか?

AWS、Azure、GCP等のクラウドサービス利用に関するセキュリティリスクの評価も行います。クラウド設定の不備、権限管理、データ保護など、クラウド特有のリスクを専門的に評価いたします。

リモートワーク環境のセキュリティ評価も依頼できますか?

はい、テレワーク・リモートワーク環境のセキュリティリスク評価も対応しています。VPN設定、端末管理、通信セキュリティ、在宅勤務時の情報取扱いなど、多角的に評価いたします。

セキュリティリスクアセスメントの費用はどの程度ですか?

評価対象の規模・複雑さにより異なりますが、基本的なリスクアセスメントで30万円程度から対応可能です。詳細なスコープと費用についてはお気軽にお問い合わせください。

評価後のフォローアップはありますか?

リスク対応計画の策定、対策実施状況のモニタリング、定期的な再評価など、継続的なセキュリティ改善支援も提供しております。一回限りではない長期的なパートナーシップが可能です。

業界特有のセキュリティリスクにも対応していますか?

金融、医療、製造業、小売業など、業界特有のセキュリティ要件や規制要件を踏まえた評価が可能です。業界のベストプラクティスに基づく実践的なリスク評価を実施いたします。

内部監査での指摘事項への対応も相談できますか?

はい、内部監査や外部監査での指摘事項を踏まえたリスクアセスメントと改善策の検討も支援いたします。監査要件を満たす実効性の高い対策をご提案いたします。

ISMS認証取得前のリスクアセスメントも可能ですか?

はい、ISMS認証取得を見据えたリスクアセスメントも実施可能です。ISO27001の要求事項に準拠した評価手法により、認証取得に向けた効果的なリスク管理体制を構築できます。

サプライチェーンのセキュリティリスクも評価できますか?

取引先や委託先を含むサプライチェーン全体のセキュリティリスク評価も対応しています。第三者リスクの特定、委託先管理体制の評価、契約条件の見直し等を支援いたします。

セキュリティインシデント発生後のリスク再評価も依頼できますか?

インシデント発生後の緊急リスクアセスメントも対応いたします。再発防止策の検討、システム・運用の見直し、類似リスクの洗い出しなど、迅速かつ的確な対応を支援いたします。

セキュリティリスクの現状把握や
改善計画のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

現状分析・リスク評価のご提案は無料です

KNOWLEDGE セキュリティリスクアセスメントに関連するナレッジ

現在、関連ナレッジは準備中です。

CONTACT

お問い合わせ

ご質問・ご相談などお気軽に【お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。ご相談・お見積は無料です。

お問い合わせフォームはこちら

03-6265-3741

03-6265-3741

電話受付(平日)10:00〜17:00

ページトップヘ戻る